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ダイビングで夏をもっと楽しもう!ダイビング豆知識 見かけたら要注意!危険な海の生き物4選 その②

2023.09.03

熱い夏の季節に行うダイビングは、美しい海の生き物たちとの素晴らしい出会いを約束してくれます。しかし、海の中には注意が必要な危険な生物たちも潜んでいます。
ダイビングを楽しむ上で、万が一これらの生き物と遭遇してしまった場合には十分な注意が必要です。海の中には美しい生き物だけでなく、注意が必要な危険な生物も存在します。夏のダイビングをより安全に楽しむためには、これらの生き物との遭遇に対する知識が欠かせません。
前回に引き続き、今回の記事でもダイビング中に注意すべき危険な海の生き物を4つご紹介します。海の生き物の知識を身に着けて、安全に楽しいダイビングを心掛けましょう。

1.サメ
海の中で一番恐れられる存在といえば、サメでしょう。その鋭い歯と迫力ある恐ろしい姿は、数々のフィクションの影響もあって、ダイバーのみならず全世界の人々から海の恐怖の象徴とされています。しかし、全てのサメが危険な存在というわけではありません。
サメとの遭遇に備えるためには、まずサメの生態や行動について理解することが重要です。サメは嗅覚や電気感覚を使って獲物を見つけるため、優れた感知能力を持っています。一般的に、サメは人間を獲物とは見なさない傾向にありますが、人間が誤ってサメに近づくことで事故が発生することもあります。実際に、危険な種類に指定されているサメと日本で遭遇することはかなり稀であり、多くの種類のサメは人間に対して攻撃的な行動を取ることはありません。しかし、水面に浮いているサーファーや海水浴客を餌にしているアシカや亀と間違えて襲ってしまうことはあります。そのため、水中にいるダイバーが襲われることはあまりありません。ただし、サメが極度の興奮状態である場合などは何が起こるかわかりません。
サメとの遭遇を回避するためには、いくつかのポイントに注意することが大切です。まず、サメの生息地や行動パターンについて事前に調査し、遭遇の可能性が高い場所を避けるようにしましょう。また、サメと遭遇した場合には、冷静に行動し、突発的な動きや騒ぎを避けるように心掛けましょう。
適切な知識を持って、サメと出会ってしまった時に適切な行動ができるように心がけましょう。安全なダイビングを心掛けながら、海の中の素晴らしい生き物たちとの交流を思い切り楽しんでください!

2.ガンガゼ
一般的なウニよりも長く鋭いトゲを持った危険なウニです。ムラサキウニやバフンウニといったウニのトゲは多少人間の皮膚に押し付けても簡単に刺さったりはしませんが、ガンガゼの針は20~30cmもあり、針の先もダイバーのウェットスーツを貫通して人間の肌に容易に突き刺さるほど細く鋭いため、体内で折れやすく先端が皮膚に残ってしまう危険があります。加えて、ガンガゼはその針に毒まで持っています。ガンガゼの針に刺された場合、毒で筋肉がマヒしたり呼吸困難に陥ることもあります。
万が一刺されてしまった場合は、応急処置としてピンセットを用いて患部から針を取り除き、水でよく洗ってください。体内にとげが残ってしまっている場合は、食酢に浸したガーゼを患部に当ててください。
昼間は岩陰などで過ごし、暗くなってくるとあたりをうろつき始めます。存在に気が付かず、波に揺られたガンガゼに刺されてしまうケースも多いため、ダイビングに限らず、海で泳ぐ際はガンガゼの生息域に注意してください。ガンガゼは海の中に潜み、見つけることも難しい危険な存在です。しかし、適切な知識と行動を持つことで、安全なダイビングを楽しむことができます。

3.ヒョウモンダコ
ヒョウモンダコは、浅い海や潮だまりなどに生息する非常に危険な生物です。体長が訳10cmほどのかなり小さいタコですが、強力な毒を持った殺人ダコとしても知られています。唾液腺や筋肉、表皮に毒があるのですが、そこにはフグと同じ神経毒であるテトロドトキシンを含んでいるため、噛まれた場合は最悪死に至ることもあります。ダイビングに限らずとも、釣りや海水浴などでも出会う危険性がありますので、もし遭遇しても絶対に触らないようにしましょう。
また、ヒョウモンダコが潜む場所に近づかないように、周囲の状況に注意を払うことが重要です。主な生息域は熱帯域から亜熱帯域ですが、海水温の上昇とともにその生息域は広がっています。体長は約10cmとかなり小さく、普段は周囲の色や海藻に擬態しています。刺激を受けた場合は擬態が解けて体に青い斑点模様が体表に現れるので、この状態ならば見分けるのは比較的容易です。
ヒョウモンダコの美しい模様は見事ですが、その危険性を理解し、安全なダイビングを心掛けることが大切です。海の中での素晴らしい経験を楽しむためにも、適切な知識と行動を持ってダイビングを楽しんでください。

4.オニヒトデ
オニヒトデは、海の中に潜んで美しいサンゴ礁に悪影響を及ぼす悪名高い存在として知られています。サンゴを食べるため、大勢のオニヒトデが集まると美しいサンゴ礁が破壊されることもあります。
オニヒトデは背面のトゲに強力な毒を持っているため、人間が触れると強い痛みが走り、患部が壊死してしまうこともあります。刺された方がなくなった例もありますので、ダイバーはオニヒトデに近づかないように注意する必要があります。特にサンゴの周りにはオニヒトデが多く潜んでいることがありますので、安全のためにもサンゴに触れることを避けるように心掛けましょう。万が一刺されてしまった場合は、応急手当として患部には直接手で触れずにピンセットなどで毒針を抜き、45度程度のお湯に患部を浸しましょう。その後は必ず即座に医療機関を受診してください。
オニヒトデは美しいサンゴ礁の敵ですが、ダイバーの正しい行動によってその被害を最小限に抑えることができます。ダイビング中には常に周囲に注意を払い、美しい海の生態系を守りながら楽しいダイビングを楽しみましょう!

いかがでしたか?
今回の記事では、前回に引き続き、ダイビング中に注意すべき危険な海の生き物を4つご紹介しました。
サメは一般的に恐怖の対象とされている生き物ですが、頻繁に人間を襲っているわけではありません。ガンガゼは一般的なウニよりも鋭く毒のあるトゲを、ヒョウモンダコはフグと同じテトロドトキシンを含んだ毒を、オニヒトデは背面のトゲに強力な毒を持っています。
海の中にはこのような危険な生き物たちが潜んでいます。ダイビングを楽しむ上で、万が一これらの生き物と遭遇してしまった場合には十分な注意が必要です。
ダイビングで楽しむ海の世界には美しい生き物たちが数多く存在しますが、同時に注意が必要な危険な生き物も潜んでいます。今回紹介したサメ、ガンガゼ、ヒョウモンダコ、オニヒトデなど、これらの生き物に遭遇した際は慎重な対応が求められます。
2回にわたって危険な海の生き物を紹介してきましたが、これらの多くは自分たちのテリトリーに侵入してきたものを排除するため、人間を攻撃します。無用なトラブルを避けるためにも、危険な生き物の特徴や生息地を事前に調べ、そのテリトリーへは近づかないことが重要です。安全対策を心がけたうえで海の世界を満喫しましょう。素敵なダイビング体験をお楽しみください!

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