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海の世界はまだまだアツい!ダイビング豆知識。挑戦!ダイビングで写真撮影

2023.10.02

まだまだ暖かい9月の海。水温、透明度、海の生き物の活動性といった条件が整い、まさに海中撮影の絶好のタイミングです。この季節は特に豊かな色彩と光線が交錯する美しい海中世界が広がっています。しかし、その美しさを写真でどう表現するかは一筋縄ではいかないもの。ダイビングはもちろん、撮影にも一定のテクニックと知識が必要です。
今回の記事では、ダイビングにおける写真撮影のヒントとテクニックを紹介します。水中での写真撮影の基本から、この時期にピッタリな絶景スポットと被写体、さらには撮影装備の選び方、そして後処理までを解説します。写真家だけでなく、ダイビング写真に興味を持つ全ての人に、より一層その魅力を深く知ってもらいたいと思います。それでは、レンズを通して見る海の美しさを一緒に探求していきましょう。

1.水中での写真撮影のポイント
ダイビング写真撮影の基礎は、何よりもまず「安全」と「計画」に始まります。ダイビング自体が高度なスキルと知識を要するものであるため、その上での撮影はさらに注意が必要です。基本的なダイビングスキルに自信があること、そして何よりも自分自身と他のダイバーの安全を確保できることが前提となります。
次に考慮すべきは、被写体となる海の生き物や風景に対するリスペクトです。海の生き物は驚かせない、触らないといった基本的なエチケットは守りましょう。
技術的な面では、まずはシャッタースピード、絞り、ISO感度といった基本的なカメラ設定に精通しておくことが重要です。
水中では光の屈折率が地上とは異なるため、陸上での撮影とは異なる設定が求められます。特に水中では暗くなりがちなので、ISO感度を少し高めに設定する、あるいはストロボを効果的に使うなどの工夫が必要です。
また、構図に関しても基本的なもの、例えば三分割法などを用いれば、魅力的な写真を撮影しやすくなるでしょう。海中の美しさを最大限に引き出すためには、これらの基本的な要素がしっかりとマスターされていることが前提となります。
また、水中での撮影は何度も練習を重ねることで成長します。一度のダイビングで完璧なショットを求めるよりも、何度もトライして経験を積むことが大切です。9月のこの美しい時期を、新たなスキル習得や実践の場として最大限に活用しましょう。

2.海の生き物と出会ったら
9月は多くの海の生き物が活動的になり、色鮮やかなサンゴや植物も美しい姿を見せる絶好の撮影時期です。この季節は春よりも透明度が高く、水温も適度なため、多くのダイビングスポットで理想的な撮影条件が揃います。
サンゴ礁に囲まれた小さな砂地や洞窟も、光と影が作り出すコントラストが美しく、写真映えするスポットとなっています。
生き物については、カメやダイオウイカ、さらには小さなクマノミやカクレクマノミなど、多種多様な生物が見られる可能性があります。
撮影する際のポイントとしては、生物に近づきすぎず、自然な行動を撮影するよう心掛けましょう。逆光やサイドライトを活用して、被写体が持つ独特の雰囲気やテクスチャを強調することができます。
このように9月は多くの絶景と生物が撮影できる最高の時期と言えるでしょう。是非この機会を活用し、素晴らしい写真を残してください。

3.撮影装備の選び方
撮影装備の選び方と設定は、ダイビング写真の出来栄えに大きな影響を与えます。特に9月のような撮影条件が優れた季節には、適切な装備で臨むことでさらに高品質な写真を撮ることができます。
まず、カメラ本体の選び方ですが、水中撮影に適した防水性能と耐圧性を持つカメラが理想的です。高度なプロ用一眼レフから、初心者にも扱いやすいコンパクトデジタルカメラまで、用途とスキルレベルに応じて選びましょう。最近では、高性能なミラーレスカメラも水中撮影で人気があります。
レンズに関しては、被写体や撮影環境に応じて選ぶことが重要です。広角レンズは壮大な海底の風景を一望できますし、マクロレンズは小さな生物のディテールを捉えるのに適しています。また、中望遠レンズは特定の被写体を引き立てたいときに役立ちます。
ストロボやライティング装置も重要な選択肢です。特に9月は透明度が高く、日中でも海底は明るいですが、生物の色や質感を正確に捉えるためには、追加の光源が必要です。ストロボは強力な光を提供する一方で、携帯性に劣る場合もあります。一方、LEDライトは携帯性に優れ、柔らかい光を提供しますが、光量が少ない場合があります。
設定については、水中特有の光の屈折と色の吸収を考慮する必要があります。白バランスの調整は特に重要で、自動設定よりも手動で調整することで、より自然な色合いを再現できます。また、シャッタースピードと絞り、ISO感度は、被写体の動きや周囲の光量に応じて柔軟に調整しましょう。
以上のように、撮影装備の選び方と設定は非常に多岐に渡りますが、自分の撮影スタイルと目的に最も適した装備と設定を見つけることで、9月の美しい海中世界を最高の状態でキャッチすることができるでしょう。

4.写真の後処理
ダイビングで撮影した素晴らしい写真をさらに引き立てるためには、後処理が欠かせません。特に9月のような良い撮影条件でも、水中の光線や色調には限りがあります。後処理でそれらを補正することで、写真は一段とプロフェッショナルな仕上がりになります。
まず基本となるのは、RAW形式の拡張子で撮影すること。これにより、後で白バランスや露出、色調をより細かく調整できます。JPEG形式で撮影すると、これらの調整が限定されてしまうため、可能であればRAW形式を推奨します。
露出調整は後処理の基本中の基本です。特に水中では暗い部分と明るい部分のコントラストが激しい場合が多いため、露出の補正が必要です。ハイライトとシャドウの調整機能を用いて、適切な明暗を作り出しましょう。
色調の調整も必須です。水中の写真は青みがかってしまいがちですが、色温度を調整することで、より自然な色づけが可能です。また、彩度とバイブランスを調整することで、鮮やかな色合いを引き出すことができます。
シャープネスの調整も重要です。水中の撮影では、水の粒子が邪魔をして、被写体がぼやけてしまうことがあります。このような場合、後処理でシャープネスを高めることで、より鮮明な写真に仕上げられます。
最後に、作品にトリミングやフィルター効果を加えることもあります。トリミングで不要な部分をカットし、主題を強調すること、特定のフィルターを使用して特有の雰囲気やスタイルを出すことが可能です。
後処理は決して短時間で終わる作業ではありませんが、その労力が写真に深みと高品質をもたらします。9月の理想的なダイビング環境で撮った写真も、後処理によってさらなる可能性が広がるのです。この点を念頭に置き、自分だけの一枚を追求してみてください。

いかがでしたか?
今回はダイビングで写真を撮影する際のポイントをご紹介しました。ダイビング中の写真撮影の基本から、9月特有の生物、撮影装備の選び方と設定、そして後処理のテクニックまで、幅広いトピックを網羅しました。9月は多くの場所でダイビングのコンディションが最高になる時期です。この機会に、今回学んだテクニックと知識を駆使して、自分だけの素晴らしい一枚を撮影してみてはいかがでしょうか。
特に後処理に関しては、何もかもが完璧なショットを撮影するのは難しいものですが、後処理でその美しさやインパクトを一層高めることができます。PhotoshopやLightroomなどのソフトウェアを活用することで、良い写真をさらに素晴らしいものに仕上げることができるのです。
最後に、写真はダイビングの魅力を伝える最も効果的な手段の一つですが、それだけでなく、自分自身の成長や発見の記録でもあります。次回のダイビングでは、新しいテクニックに挑戦することで、これまで以上に深く海の世界を楽しんでください。今回の記事が、あなたのダイビングライフに新たな視点やインスピレーションをもたらしてくれたら幸いです。安全と楽しさを常に心に留めて、美しい海を存分にお楽しみください。

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